人はコンテンツに少額のお金を払うようになる。マイクロペイメントについて思うこと

マイクロペイメントに興味持ってます。結構前に流行ったみたいですが、ブログ始めてから考えるようになりました。

マイクロペイメントとは

Wikipedia によると

マイクロペイメント(英: micropayment)は、通常の支払いシステムでは少額の決済を行うと経費が掛かり現実的ではないので、少額の金銭の支払い(転送)の手段として考案された。 小額決済あるいは超少額決済とも。" micropayment" という言葉は本来アメリカでの1ドルの1000分の1を意味し、ミル単位の支払いを効率的に実現する支払いシステムを意味する。 しかし最近では、クレジットカードなどの電子的支払い機構では現実的に処理できない程度の小額の支払いを意味する。

ブログやメディアに少額の課金をして、コンテンツを見れるようになるというモデルを作れる、という決済機能です。

オランダではBlendleというサービスが話題になっています。ニュースを1記事20円くらいから売るというサービスで、世界展開を始める予定だそうです。

日本では、note が去年リリースされて、コンテンツ課金が盛り上がったかに見えました。ホリエモンの投稿で話題になったcakes も有名ですね。

でもこれらのモデルは浸透度が薄いと思っています。理由は独自のプラットフォームを使わないといけない、ということ。もともと持っている自分のメディアやブログを活用できない。サービスを使っても結局は自分のホームにユーザーを取り入れたいと思う。

今ある、自分のホームで課金するには、プラグインかなんかを作って、システム上に埋め込むことができると、爆発的に広がっていくと妄想してます。

なぜマイクロペイメントなのか

現在、ブログやメディアでの普通の人の収益は、広告収入です。つまり、金を稼ぐには広告ありきということ。どんなにコンテンツが良くても、収益化のためには宣伝をしなくてはいけない。コンテンツそれ自体が目的にならない。だから、ゴミみたいなアフィリエイトサイトも作られる。金を稼ぐという目的でブログをやるから、広告をはりつけることに依存したコンテンツが今のブログでは多いわけです。

僕も最初はこのブログで収益化しようとして、「売るための」文章を書いていました。しかも初心者が。そんものを見ても読まれるわけがありません。それをわかってから、コンテンツを重視し、読む人にとって価値のあることを提供しようと、書くように意識し始めました。でも結局、どんなに質をあげても収益化を目的としたブログは、宣伝をしなきゃいけない、という構図はかわらないのです。

だから僕は、ブログでの収入は有ったらラッキーくらいの考えになり、「書く」ことそのものを目的とすることにしました。amazonのリンク貼ったりしてますが、それを売ろう!とは思ってないです。

もしマイクロペイメントが普通になるネット上の世の中になったら、広告のために記事を書くということはなくなるでしょうね。コンテンツそれ自体を買うようになるので、記事自体が正当な価値を持つようになります。今は、読み応えのあるブログやメディアが多数ありますが、その人たちも結局は広告収入に頼っているわけです。記事を書く、それじたいが価値のあるものになれば、彼らも自分の考えを世の中に出すことが目的となります。それでお金をもらえるんだから、広告性を排した、価値の高いコンテンツが増えるはずです。

参考: noteの登場で盛り上がるコンテンツ課金への期待 | 宮崎智之

マイクロ・ペイメントのサイト「Blendle」(オランダ)の海外進出は成功するか? | 小林恭子

時間がない人が大量に読書をしてインプットしまくる方法

最近読書術の本を読み、がぜんいろんなジャンルの本を読みまくっているUECHOです。読むときに意識しているのは、スピードです。とにかく大量に読むために意識していることを書きます。

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読書には2種類ある

一つは読書そのものを楽しむもの。小説やエッセイがこれにあたります。これは読書自体を目的としているため、効率という観点で考えません。

2つ目は、知識を得ることを目的として読むもの。アウトプットのために大量のインプットをすることは必要です。そのためできるだけ短時間で何冊もの本を読めるような工夫ができます。

この記事では後者の読書について書いていきます。

大量のインプットをこなすステップ

  1. まず本を読む前に自分に必要な課題を設定する。
  2. そのテーマにあった本を3冊ほど買う。
  3. 一冊20分ほどで斜め読みする。その際大事そうなところのページの端を折る。
  4. 端を折ったところをもう一度読み返し、重要なことをメモに書く。

大事なのは自分の欲しい知識を得るために本を読む、ということです。ただ漠然と読むだけだとすぐ頭から抜けてしまいます。

おすすめの読書術の本

今回の記事は下記の本のエッセンスを描いたものです。僕はこれらの本をよんで読書スピードが上がりました。おすすめです。

とりあえず、読書術を学びたい人はこれって感じの本。

多読する意味や、具体的な方法が書いてある。役に立った。

大学生ほど今すぐブログを書きはじめるべき5つの理由

最近のブログブームに乗って始めたこのブログ。まだまだ未完成だが記事を書くうちに、大学生ほどブログを書いたほうがいいと感じた。その理由をあげていこう。

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情報収集に対して敏感になる。

就活のブログを書いている人は、就活の情報を大量にインプットする必要がある。それゆえにいち早くいい情報をゲットすることができる。ブログで書くことを探していると、無意識に情報のアンテナを張るようになるため、勝手に情報が流れ込んでくる。

成果が出やすい

いまどんなことを勉強していて、どこにつまずいているかを書き記す。振り返りや今後の計画を書くのもいい。勉強の成果を記録していると、周りの目を意識するため結果を出そうと意識する。あとで驚くほどの成果が出ていることがわかる。

いいレポート,論文を書く練習になる

ブログを書くことと、レポートを書くことは似ている。課題を設定し、記事を書くために最適なインプットをし、自分の言葉でアウトプットを行う。時に他の記事や本などから引用し、自分の意見を書く。ブログの方が気楽さがあるが、しくみは同じだろう。

何より日々インプットとアウトプットの繰り返しを練習することで文章作成になれ、レポートもあっというまに終わらせることができる。コピペ常習犯とは多大な差が生まれよう。

文章の質と速度をあげることができる

今の時代ライティングスキルは必須能力であり、情報化社会ではいかに質のよい文章と速いスピードでアウトプットできるかが試される。上の理由と被るかもしれないが、文章力を鍛えることでレポートに加え、ビジネスレターやFBの更新などに時間を取られなくなる。社会人になり「モノを書く」という経験は大いに役に立つはずだ。

セルフブランディングができ、人脈が広がる。

君の能力は、一時の面接や一枚のエントリーシートで測れるものではない。もし君のブログを多くの「大人」に読んでもらえることができれば、君をよく理解してくれる人が増えるだろう。継続してブログを書き、世の中に価値を提供し続ければ、おのずと君のブログをみてくれる「ファン」が増える。それが人脈となり、将来への道へとつながる。多くの人がまだ知らないことを書き、あなただけの「価値」を提供することで、それが何倍にもなって帰ってくるのである。思ってもみなかった出会いや幸運が訪れるだろう。

ブログで収入を得られる

ブログを続けていると、アクセスが増える。それを利用してちょっとしたおこずかい稼ぎをするのもいいだろう。実際にお金を稼ぐことで、人に魅せる文章であったり、マーケティング、SEOなど実践的に勉強できる。ただし目先の利益にとらわれ、何かを売ることを目的にすると、君のブログは誰も来てくれなくなる。あくまで「ついで」くらいがちょうどいい。

大学生こそ情報を発信すべき

素晴らしい活動をしているのに、FBにしか書かないなんてもったいない。知り合いと、友達の間だけで完結してしまう。ブログは、記事を削除しない(されない)限り半永久的に自分の奇跡を書き記すことができる。少しの努力で圧倒的な成果を得ることができるのは、ブログしかない。

SG50で盛り上がっているシンガポールに行ってみて。

SG50とは、シンガポール誕生記念50周年のことで、国全体でお祝いムードでした。日本では国旗振り回して建国記念日を祝うなんてことあるのかな。
まだ50歳と若いシンガポール。しかし強力な独裁で国力を底上げ、いまや経済大国です。実際に肌で感じたことを書きます。

街が綺麗。

区画整理された街

シンガポールは政府の力が強く、土地もすべて国が所有しています。自由に土地を買うことができません。その代わり国が家を建て、売り出します。そのため、東京みたいに路地が入り組み、家がバラバラに乱立することはありません。なので昔の平安京みたいに、綺麗な区画で、わかりやすくなっています。

道にごみが落ちていない

よく聞く話で、シンガポールの街でガムを噛むと罰金というのがありますよね。あれ、大げさだろと思ってましたが、ある意味本当です。(笑) ちょっと外れたところでも本当にゴミがなく、綺麗です。かといって警官がそこらじゅうにいて、見張っているということもないです。ではいったいどうやってゴミがない状態を維持しているのでしょうか。

答えは3つあります。罰金と監視カメラとゴミ箱です。ポイ捨てをすると最高で1000ドルの罰金が取られます。シンガポールはそこらじゅうに監視カメラがあるそうで、常に見られているという意識があるのかな。そしてゴミ箱の数が異常に多いです。200メートルおきには必ずあります。この3つが相乗効果的に働き、人々は自分から汚そうとすることはなく、綺麗な状態を保つ仕組みができているのです。ちなみにシンガポールで家からゴミを投げ捨てると、家を国に強制的に買い上げられ、その後5年間は安い公営住宅を買えません。恐ろしい。

愛国心がある。

シンガポールは他民族国家です。主に先住民族であるマレー系、財力のある中華系、労働を求めてやってきたインド系、の3つの民族がいて、さらに外国人の居住も多いです。それらの民族をまとめるためにも、「シンガポール国民」という意識を持たせる必要があります。なのでアメリカと同じように、国旗が統合の象徴です。今回のSG50でも、みんな赤い服を着て、国旗を振っていました。どこの家も、国旗を飾ってました。

参考: headlines.yahoo.co.jp

中国のネット規制、LINEすら使えない!

香港に入り、やっと溜まっていた記事をアップすることができました。

マカオから中国へ入って一番驚いたのは、ネットが全然使えないことでした。Facebook は使えないと聞いていたのですが、Lineすらも使えないとは、、日本との連絡手段が全くなくなり、困りました。珠海のゲストハウスに泊まった時に、隣のベッドにいた中国人に規制回避のやり方を教えてもらい、なんとか使えることができました。教えてくれたのは怪しいIphoneアプリで、アメリカや日本のVPNを使って通信するという方法です。ネット上には有料のVPNサービスを使うことを推奨しているブログが結構あったのですが、そのアプリは時間が限られてます無料で使うことができました。ラッキー。

Lineは、今まで使えていたようですがここ最近政府は規制を強化しており、今年になってLINE, Instagram など世界で主要なサービスを次々に使えなくしています。

その人曰く、中国では独自のサービスがあり、FacebookTwitterは必要がないそうです。規制がかかってると国内産のサービスが発展しますね。

でも海外に行く人はみんなFBのアカウント持ってるし、規制回避の方法も知っています。もはや開かれた国でネットを規制しても、「自由の味」を知ってしまった国民は止められません。完全にいたちごっこです。

広州から深セン経由で香港に向かう裏技

広州から香港に向かうばあい、ばすと鉄道の2種類がありますが、今回は鉄道で行く方法を紹介します。鉄道で行くばあいも直通と深セン経由の2種類があります。

直通で行くのは、一見楽そうに見えますが、値段は高いし、意外と出国審査に時間がかかります。それに当日チケットをとるのが厳しい時があります。また到着駅香港各方面に出にくい場所にあります。

今回は、CRHという広州ー深セン間の鉄道を使います。深セン経由で行く方法なら、すぐチケットが取れますし、直通より早いし、50元程度安いです。。出国審査は後で詳しく解説しますが、すぐ済むことが多いです。多くの中国人もこの方法を利用しているようです。それでは解説していきます。

裏技の概要

  1. 広州東鉄道駅深セン行きチケットを買う(80元)
  2. 深セン駅で降り、徒歩で境界を抜ける
  3. Lo wu駅から香港の主要部に行く。

これだけです。

メトロから Railway station に向かいます。Gゲートから入り、途中に上の方にレールウェイ行きの看板があるのでそこで曲がります。多くの中国人についていけば大丈夫です。

CRHという鉄道を探します。「広州ー深セン」と書いてあるのですぐ見つけられると思います。中国人はIDカードを使い、自動改札でチケットを買えるのですが、僕ら外国人は出来ません。駅に入る際に荷物検査があるのですが、その前に手動のチケット売り場で買いましょう。分かりにくい場所にあるので駅員に聞くといいでしょう。

時間まで待ち、列車に乗ります。所要時間は1時間20分程度です。

境界に徒歩で向かい、審査を抜けます。出境、入境カードを書く必要があります。外国人専用レーンがあるのであまり並ばなくてもすぐ手続きは終わります。

ローウー駅は香港のMTR(地下鉄)です。ここから紅磡 ホンハム Hung Hom行きに乗れば、どこでもいけます。



いかがでしたか?逆に香港から広州に行く時にこのの方法を使えるので、香港から広州に日帰りで足を伸ばしてみては。

広州を巡ってみた。

珠海から広州に日帰りで旅行し、深センに泊まってます。

広州は、昔ヨーロッパ諸国との重要な貿易拠点でした。いまもかなり栄えていて、大都市です。高層ビルが何棟も建ってました。観光として、南越時代の王の墓場兼博物館と革命博物館に行ってきました。

南越博物館は、12,13cに南越が栄えていた王の時代の物を展示してあります。納められている王の骨が展示されてました。歯も展示されてます。安らかに眠らせてあげたらいいのに。笑 王の遺体はエジプトのミイラみたいに、保護されていました。少し違う方法でしたが、為政者の弔い方はにているなと感じました。日本もそうですね。

革命博物館は清の時代にイギリスと戦ったアヘン戦争から始まり、日本との戦争を経てどのように広州が近代化してきたかを物語っていました。革命期の歴史の1次資料を多く展示してあり、孫文の自筆の手紙や署名など、多くの貴重な資料が保存されてました。日本人にはすこし目を背けたくなるような展示品もありました。

その隣に記念碑が建てられており、戦いで亡くなった人の大きい墓もあり、これらの建物をすべて含むが大きい公園になってます。掃除が行き届き、綺麗な場所でした。

夕方、広州を深センに向けて出発しました。鉄道でいったのですが、すこしわかりにくい場所にあったので次の記事で行き方を解説します。